ハナハナホウオウ天翔のベル確率予想(自信はない)
お世話になっております、スログラミングです。
今回はタイトル通り、6号機のハナハナであるハナハナホウオウ天翔のベル確率を予想していこうと思います。
タイトルにもある通り自信は全くありませんが、考え方的な部分は為になる点もあると思いますので、ぜひお付き合いください。
(差枚数からベル確率を逆算するツールも作成したので、もし良ければこちらもご使用ください。→ベル確率逆算ツール)
(設定判別ツールはこちら)
あ、今回はpython使ってません。
本日のアジェンダはこちら。
1. 予想結果
なにはさておき、予想結果はこちら。
チェリー確率とスイカ確率に設定差がないと仮定した上で、2パターンの条件で予想しています。
ご自身の体感に近い方の値を参考にしていただければと思います。
1.1. チェリーとスイカが5号機と同じくらいの確率だと仮定したとき
確率 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|---|---|---|
BB確率 | 1/297 | 1/284 | 1/273 | 1/262 | 1/249 | 1/236 |
RB確率 | 1/496 | 1/458 | 1/425 | 1/397 | 1/366 | 1/337 |
リプレイ確率 | 1/7.3 | |||||
チェリー確率 | 1/48 | |||||
スイカ確率 | 1/160 | |||||
ベル確率 | 1/7.39 | 1/7.38 | 1/7.35 | 1/7.34 | 1/7.26 | 1/7.22 |
1.2. 設定1のベル確率が1/7.7だと仮定したとき
確率 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|---|---|---|
BB確率 | 1/297 | 1/284 | 1/273 | 1/262 | 1/249 | 1/236 |
RB確率 | 1/496 | 1/458 | 1/425 | 1/397 | 1/366 | 1/337 |
リプレイ確率 | 1/7.3 | |||||
チェリー確率 | ??? | |||||
スイカ確率 | ??? | |||||
ベル確率 | 1/7.70 | 1/7.69 | 1/7.66 | 1/7.65 | 1/7.56 | 1/7.52 |
2. 予想の算出方法
ここから、どんな過程で予想を算出していったのか記載していきます。
2.1. 出玉率とは
出玉率とは、何枚入れて何枚出たかの割合です。
ただ、ここでいう何枚入れてというのは、いわゆる投資枚数ではありません。
乱暴に言うと、スロットならG数×3です。
(基本は1Gあたり3枚入れるから。)
そして、何枚出たかというのは、いわゆる純増枚数ではなく、払出された枚数です。
つまり、「2G回してベルが1回揃って10枚払い出された」とした場合、そのときの出玉率は、「10 / (2 * 3) = 167%」となります。
(6枚入れて10枚払い出された。)
逆に言えば、出玉率が97%の場合、1Gあたり2.91枚(=3 * 0.97)払い出される、つまりは3枚がけなら1Gあたり0.09枚減っていくということになります。
2.2. 出玉率と小役確率の関係
出玉率に関しては、だいたいわかっていただけたと思います。
そうすると次の疑問は、「で、それがどう小役確率につながるの?」って話ですよね。
先ほど例に出した、「2G回してベルが1回揃って10枚払い出された」ときで考えてみましょう。
「2Gでベルが1回揃った」ということは、「ベルが1/2の確率で揃った」ということになります。
で、「1/2の確率でベルが揃って10枚払い出される」ということは、「1Gあたり5枚払い出される」という見方をすることができますよね。
で、「1Gあたり5枚払い出される」ということは、ベルの出玉率が「(5 / (1 * 3) = 167%」あるということになります。
つまり、小役の払い出し枚数と出玉率がわかれば、小役確率が算出できるんです!
実際には出玉率はボーナスやリプレイ・チェリー・スイカ等も含めた値なので、多少計算は複雑になります。
そのあたりの説明は次項で行います。
2.3. ハナハナホウオウ天翔のスペック
前項までの説明でなんとなく算出できそうな気がしてきたところで、一旦ハナハナのスペックを見てみましょう。
(計算の簡略化のために、「BBは3枚がけ1Gで243枚払い出される」「RBは3枚がけ1Gで123枚払い出される」と考えます。)
確率 | 払出枚数 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BB確率 | 243枚 | 1/297 | 1/284 | 1/273 | 1/262 | 1/249 | 1/236 |
RB確率 | 123枚 | 1/496 | 1/458 | 1/425 | 1/397 | 1/366 | 1/337 |
リプレイ確率 | 3枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
チェリー確率 | 2枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
スイカ確率 | 6枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
ベル確率 | 10枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
出玉率 | 97% | 99% | 101% | 103% | 106% | 109% |
うん、わからない数字多すぎますね。
ということで、このままだと算出ができないので、算出ができるようにこちらで適当な条件を2パターン設定した結果が冒頭の予測結果になります。
まあ、この話は一旦置いておいてできるところから順番に進めていきましょう。
2.4. ボーナス分の出玉率を計算
ハナハナホウオウ天翔の出玉率には、「BB」「RB」「リプレイ」「チェリー」「スイカ」「ベル」の出玉率が含まれています。
現状わかっているのは「BB」と「RB」の確率なので、これを全体の出玉率から引いてみましょう。
例えば、設定1のBB払出枚数は243枚、確率は1/297なので、「(243 / 297) / 3 * 100= 27.27%」がBBの出玉率となります。
ちなみに最後の「÷3」は、3枚あたりの出玉率を1枚あたりの出玉率に直すためのものです。
同様に、設定1のRB払出枚数は123枚、確率は1/496なので、「(123 / 496) / 3 * 100= 8.27%」がRBの出玉率となります。
ここで、設定1の出玉率は97%なので、そこからBBとRBの出玉率を引くと、「97 - (27.27 + 8.27) = 61.46%」となります。
この61.46%の出玉率が、「リプレイ」「チェリー」「スイカ」「ベル」で構成されていることになります。
2.5. リプレイの出玉率を計算
残った項目はいずれも正確な確率はわかりませんが、おそらくリプレイ確率は1/7.3になっています。
というのも規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)によって、リプレイ確率は1/7.3以上とすることが決まっているからです。
で、細かい話は省略しますが、リプレイを増やすと型式試験の出玉率の計算で不利になるので大体の機種のリプレイ確率は1/7.3となっています。
ということで、リプレイの払出枚数は3枚、確率を1/7.3とすると、「(3 / 7.3) / 3 * 100= 13.7%」がリプレイの出玉率となります。
これをさっき残った61.46%から引くと、47.76%が「チェリー」「スイカ」「ベル」の出玉率となります。
ここからの計算方法は色々あると思いますが、今回は冒頭の予測結果に使用した2パターンの計算方法をそれぞれ説明していきます。
2.6.a チェリーとスイカが5号機と同じくらいの確率だと仮定して計算
まずはシンプルな方法から。
タイトルのとおり、チェリーとスイカが5号機と同じくらいの確率だと仮定して計算していきます。
5号機のハナハナでは、全設定共通でチェリー確率が1/48くらい、スイカ確率が1/160くらいでした。(※スログラミング調べ)
ということで、6号機でも確率がこのままだと仮定してベル確率を計算していきます。
チェリーの払い出しは2枚、確率は1/48なので、「(2 / 48) / 3 * 100= 1.39%」がチェリーの出玉率、
スイカの払い出しは6枚、確率は1/160なので、「(6 / 160) / 3 * 100= 1.25%」がスイカの出玉率となります。
よって、先ほどの47.76%からチェリーとスイカの出玉率を引くと、「47.76 - (1.39 + 1.25) = 45.12%」がベルの出玉率となります。
「出玉率 = (払出枚数 / 小役確率) / 3」を変形すると、「小役確率 = (払出枚数 / 出玉率) / 3」となります。
よって、「ベルの確率 = (10 / 45.12%) / 3 = 7.39」と算出できます。
他の設定値に関しても同様の計算を行うことで各設定でのベル確率を算出できます。
2.6.b 設定1のベル確率が1/7.7だと仮定したとき
もう一つの方法は、とりあえずそれらしいベル確率を使ってチェリー+スイカの出玉率を決める方法です。
今回は完全に私の体感で、設定1のベル確率を1/7.7と仮定します。
そうすると、ベルの払い出しは10枚、確率は1/7.7なので、「(10 / 7.7) / 3 * 100= 43.29%」がベルの出玉率となります。
よって、先ほどの47.76%からベルの出玉率を引くと、「47.76 - 43.29 = 4.47%」がチェリーとスイカの出玉率となります。
チェリーとスイカ確率が全設定共通だと仮定すると、設定2~6のベル確率を算出することができます。
3. まとめ
おわかりいただけたでしょうか?
そう!こんな予想結果に自信なんて持てないでしょう?
とはいえ、冒頭で言った通り、計算の考え方とか過程自体は為になるなと思っていただけていたら幸いです。
特に設定1とか設定6のベル確率はいずれ大量の実戦データから信頼度の高い値が公開されると思います。
そうすれば他の設定のベル確率もそれらしい値が出せちゃいますからね。
(チェリーとかスイカにも設定差があると多少はぶれるけど。)
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