ジャグラーのぶどう確率算出(理論編)

今回の目的は、「スランプグラフからぶどう確率を算出する」です。

ジャグラーではメジャーな課題ですが、改めて計算方法を確認しておくことで、ハナハナ等のその他のAタイプにも応用できます。

では早速小役確率の算出方法を確認してみましょう。

差枚数の構成

小役確率を算出する上で、まずは差枚数がどのようにできているのか、差枚数の構成を確認する必要があります。

差枚数は、その名の通り、スロット台に入れた枚数(IN枚数)とスロット台から払い出された枚数(OUT枚数)でできています。
差枚数 = OUT枚数 - IN枚数

ここから、IN枚数とOUT枚数それぞれについて、中身を見ていきます。

IN枚数の中身

現在のスロット台は、基本的には1回転あたり3枚のコインを投入します。
つまり、回転数に3をかけることで算出できます。
IN枚数 = 回転数 * 3

OUT枚数の中身

OUT枚数はボーナスや小役で払い出された枚数です。
ジャグラーでは、以下の役があります。

BB(ビッグボーナス):312枚
RB(レギュラーボーナス):104枚
ぶどう:6枚
チェリー:2枚
リプレイ:3枚
その他(ベル、ピエロ)


これを先程の差枚数の式に入れると、以下の式となります。
差枚数 = BB、RB、ぶどう、チェリー、リプレイの獲得枚数 - 回転数 * 3

今回はぶどうの確率を算出したいので、ぶどうの獲得枚数の式に変形します。
ぶどうの獲得枚数 = ぶどう以外の獲得枚数 - 回転数 * 3 - 差枚数
※ぶどう以外の獲得枚数=BB、RB、チェリー、リプレイの獲得枚数

ぶどうの獲得個数を計算するために、両辺をぶどうの獲得枚数である6枚で割ります。
ぶどうの獲得枚数 / 6 = (ぶどう以外の獲得枚数 - 回転数 * 3 - 差枚数) / 6

最後にぶどうの獲得個数を回転数で割るとぶどうの確率が求まります。
ぶどうの個数 / 回転数 = (ぶどう以外の獲得枚数 - 回転数 * 3 - 差枚数) / 6 / 回転数

このままだと分数(1 / 6.xx)になるので、両辺の逆数をとって見やすくしておきましょう。
回転数 / ぶどうの個数 = 6 * 回転数 / (ぶどう以外の獲得枚数 - 回転数 * 3 - 差枚数)
これで、差枚数からぶどうの確率を求めることができます。
次回は、これを実際にPythonでプログラミングしていきます。


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