トリプルクラウンV-30(トリプルクラウンZERO V)、トリプルクラウンVK-30(トリプルクラウンVintage)のベル確率予想
※2022/11/22
打ってみたら全然違ったので予想数値を修正しました。
また、スペック表を見る限りでは「トリプルクラウンV-30(トリプルクラウンZERO V)」と「トリプルクラウンVK-30(トリプルクラウンVintage)」は同様のベル確率になると思います。
はいさーい。
お世話になっております、スログラミングです。
実は今度沖縄に旅行に行くことになりまして。
沖縄といえば、青い空!青い海!そしてトリプルクラウン!
で、どうせ打つなら勝ちたい!
ということで、設定差がありそうなベル確率を予想してみます。(まあ大した時間打たないので、ほぼ運のみの勝負になりますが、それならそれで「高設定かも?」って思える台打った方が楽しいですからね。)
あ、言うまでもないかもしれませんが、打ったことすらない機種の予想なので、全く自信はありません。
本日のアジェンダはこちら。
1. 予想結果
予想結果はこちら。
シリーズ機の小役確率を検索していると、どうやらチェリー確率は1/109くらいで、かつ、ベルとプラム?の確率は同じになっているようですね。
6号機でもそれを踏襲していると仮定してベル確率とプラム確率を算出してみました。
ちょっと打った感じ、プラム確率はハナハナのスイカと同じくらいかなと感じたので、プラム確率は1/160としてベル確率を算出しなおしました。
確率 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|---|---|---|
BB確率 | 1/296.54 | 1/287.44 | 1/278.88 | 1/267.49 | 1/262.14 | 1/252.06 |
RB確率 | 1/489.07 | 1/448.88 | 1/422.81 | 1/372.36 | 1/344.93 | 1/327.68 |
リプレイ確率 | 1/7.3 | |||||
チェリー確率 | 1/109 | |||||
プラム確率 | 1/160 | |||||
ベル確率 | 1/5.97 | 1/5.92 | 1/5.90 | 1/5.87 | 1/5.81 | 1/5.71 |
2. 予想の算出方法
ここから、どんな過程で予想を算出していったのか記載していきます。
(ハナハナホウオウ天翔のベル確率を予想した時の記事とほぼ同じなので、色々省略して書きます。)
2.1. 出玉率から小役の占める割合を算出
メーカーの機種ページでわかる情報はこんな感じです。
(「BBは3枚がけ1Gで255枚払い出される」「RBは3枚がけ1Gで101枚払い出される」と考えてます。)
確率 | 払出枚数 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BB確率 | 255枚 | 1/296.54 | 1/287.44 | 1/278.88 | 1/267.49 | 1/262.14 | 1/252.06 |
RB確率 | 101枚 | 1/489.07 | 1/448.88 | 1/422.81 | 1/372.36 | 1/344.93 | 1/327.68 |
リプレイ確率 | 3枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
チェリー確率 | 2枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
プラム確率 | 13枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
ベル確率 | 8枚 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
出玉率 | 96.6% | 98.5% | 100.0% | 102.6% | 104.4% | 107.0% |
まずは、現状でわかっている全体の出玉率からボーナス分の出玉率を引いて、小役の出玉率がどのくらいかを算出していきます。
具体的には、設定1を例にすると、
BB払出枚数は255枚、確率は1/297なので、「(255 / 296.54) / 3 * 100= 28.66%」
RB払出枚数が101枚、確率は1/489.07なので、「(101 / 489.07) / 3 * 100= 6.88%」
が、BBとRB分の出玉率となります。(最後の「÷3」は、3枚あたりの出玉率を1枚あたりの出玉率に直すためのもの)
ここで、設定1の出玉率は96.6%なので、そこから先程算出したボーナス分の出玉率を引くと、「96.6 - (28.66 + 6.88) = 61.05%」となります。
この61.05%の出玉率が、「リプレイ」「チェリー」「プラム」「ベル」で構成されていることになります。
2.2. リプレイの出玉率を計算
小役確率はいずれも公表されていませんが、おそらくリプレイ確率は1/7.3になっています。
というのも型式試験の都合上リプレイ確率はなるべく下げたいところ、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)によって、リプレイ確率は1/7.3以上とすることが決まっているからです。
ということで、リプレイの払出枚数は3枚、確率を1/7.3とすると、「(3 / 7.3) / 3 * 100= 13.70%」がリプレイの出玉率となります。
これをさっき残った61.05%から引くと、「61.05 - 13.70 = 47.35%」が「チェリー」「プラム」「ベル」の出玉率となります。
2.3 チェリーの出玉率を計算
ここは全くもって心当たりがないので、とりあえず5号機と同じくらいの確率だと仮定して計算していきます。
5号機のトリクラでは、全設定共通でチェリー確率が1/109くらいでした。(※スログラミング調べ)
そうすると、チェリーの払い出しは2枚、確率は1/109なので、「(2 / 109) / 3 * 100= 0.61%」がチェリーの出玉率となります。
よって、先ほどの47.35%からチェリー分の出玉率を引いて、「47.35 - 0.61 = 46.74%」が「プラム」「ベル」の出玉率となります。
2.4 プラムとベルの出玉率を計算
※ちょっと打ってみた感じ、ベル確率とプラム確率は全然違いました。
本機種の小役確率を予測する上ではこの項目は全く役に立ちませんが、仮に2役が同じ確率のときの機種で小役確率を算出するときには使えると思いますので、残しておきます。
ここも全くもって心当たりがありませんが、どうやら5号機のトリクラではプラムとベルの確率が同じだったようなので、その仮定で計算していきます。(※スログラミング調べ)
これまで使っていた各役の出玉率の計算式「出玉率 = (払出枚数 / 小役確率) / 3」を変形すると、小役確率の計算式「小役確率 = (払出枚数 / 出玉率) / 3」にできます。
プラムの払出枚数は13枚、ベルの払出枚数は8枚で、これらが同確率で成立するということは、これらの平均の払出枚数「(13 + 8) / 2 = 10.5枚」の小役が立つ確率を求めて、それを半分にすれば、プラムとベルの確率が算出できますね。
具体的には、「ベルの確率 = (13 + 8) / 2 / 46.74%) / 3 * 2 = 14.98」と算出できます。
他の設定値に関しても同様の計算を行うことで各設定でのベル確率を算出できます。
2.5 補足
「え?最初の表と値違くない?」って思った方、正解です。
基本的な計算方法はこれまで書いた通りですが、最初の表の値にするためにはもうひと手間必要です。
というのも、メーカーの機種ページを見ると、「ベース(50枚あたり)約43.5G~」って書いてあるんですね。
これは読んで字のごとく「50枚で43.5G回せるよ」って意味で、なおかつ「~」って書いてあるから「設定1のベースが43.5Gだよ」ってことだと思います。
(基本は設定1の小役確率が一番悪いはずだから。)
そうすると、本来「43.5G * 3bet = 130.5枚」のメダルが必要なところが50枚だけで済んでるんだから、リプレイとかベルとかの小役によって「130.5 - 50 = 80.5枚」のメダルが払い出されてるってことになります。
で、これをさっきから計算してた小役の出玉率に換算すると、「80.5 / 43.5 = 61.69%」となります。
これにさっき計算したボーナス分の出玉率を足すと、「61.96 + 28.66 + 6.88 = 97.23%」になります。
設定1の出玉率が96.6%のはずなのにです。
じゃあこのズレはなんなのかというと、おそらくボーナスを1Gで揃えられない等の目押しミスを考慮した出玉率になっているんだと思います。
つまりはその分を考慮して小役確率を算出する必要があるということですね。
では、具体的にどのような条件でスペック表の出玉率が計算されているか考えていきましょう。
まず、スペック表の設定1の出玉率96.60%からベースから算出された小役分の出玉率61.69%を引くと、「96.60 - 61.69 = 34.91%」となります。
これがボーナス分の出玉率ですね。
ここから、先程算出した設定1のRB分の出玉率6.88%を引くと、「34.91 - 6.88 = 28.03%」となります。
これがBB分の出玉率ですね。
各役の出玉率の計算は、「各役の出玉率 = 払出枚数 / 確率 / 3 * 100」だったので、これを払出枚数の式に直すと、「払出枚数 = 各役の出玉率 * 確率 * 3 / 100」となります。
この式でBBの払出枚数を計算すると、「28.03 * 296.54 * 3 / 100 = 249.36枚」となります。
よって、出玉率の計算は、BBの払出枚数が本来255枚であるところ、249.36枚で計算されているということになりますね。
(RBの出玉率を引いて、BBの払出枚数を元に確認しましたが、逆にBBの出玉率を引いて、RBの払出枚数を元に確認しても同じ結果になるはずです。)
その差は、「255 - 249.36 = 5.64枚」となり、1G当り3枚とすると「5.64 / 3 = 1.88G」、つまり出玉率の計算は、ボーナスを揃えるのに3枚掛けで1.88Gかかる計算で算出されているということになります。
(実に親切設計!)
ちょっと話が逸れましたが、BBの払出枚数を255枚ではなく249.36枚とすれば、各設定値でのベル確率を算出することができます。
(RBの枚数から引いたり、BBとRBから半分ずつ引いたりしても同じ結果になるはずです。)
この条件で算出したベル確率が最初の表の値となります。
3. まとめ
私の頭ではこれが限界ですが、より正確な値を算出するにはまだまだ足りない部分があります。
例えば、
・リプレイ確率は本当に正しい?
・チェリー確率は本当に正しい?
・プラム確率とベル確率は本当に同じ?←全然違いました、申し訳ございません。
・ベース43.5Gはチェリーを何割かこぼす前提での値では?
といったところですね。
このあたりは実際にたくさん打ちながら小役をカウントしていけば、ある程度正しい値に修正していくことができますが、毎回同じ設定を長時間打てるかって言われると厳しいものがありますし、個人的にはこのレベルの予想で十分かなとも思います。
ということで、どのくらい打てるか(はたまた打てないか)わかりませんが、沖縄旅行楽しんできます!
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